上司から新聞を読むように言われましたが…

上司から新聞を毎日読むように言われていますが、正直なところ、読んでいなくても仕事に支障を感じていません。
本当に必要でしょうか?

アドバイスしたいことは3点です。
一つには、新聞を読むことを仕事に役立つ知識の習得だけと考えずに、教養の土台作りの一つと考えてみて欲しいです。
教養は、長い時間をかけて高め、深めていくものだと思いますが、その代表格が本を読むことだと言われます。新聞もその一つと捉えて、自分の教養を高め、深めるために継続して読むことをお薦めします。
私と出会ってからの10年で1,000冊以上の本を読破して、驚く程の変化を遂げた人を目の当たりにしています。正に、継続は力なりだと感じています。
次に、仕事上支障がないのは、支障の無いレベルの人としか出会っていない可能性があります。
定番の戦国武将や三国志などの歴史、クラシックなどの知識は会話の中ではつきものですし、今日の**新聞にあったけど的な会話も良くあることです。
もし本を推薦してもらった際には率先して読んでみること、次にお会いした際にはその感想を述べると更に良いと思います。
上司からのアドバイスにも、同様の思いを感じますね。
最後に、目先のことに追われないで、長期的な視野で物事を考えて欲しいです。
個人としての到達点──例えば教養のある人になる──などの視点を持って、新聞を読むことを自分を高める一助、これからのあなたの筋肉にすると考えて欲しいのです。