プレミア学生インタビューVol.34 山中 文乃

プロフィール

和歌山大学 システム工学部ネットワーク情報学メジャー 3回生
和歌山大学生協学生委員会所属

好きな言葉:二兎を追う者は一兎をも得ず

Q&A

Q1.自分の長所と短所
長所:物怖じせずに初対面の人とも自分からコミュニケーションをとるところ。
短所:自分の意見をはっきりと伝えられない。自己中心的な考えをよくする。

Q2.どんな人
積極性があまりない。否定されることが苦手。周りに流されがち。

「違いは単なる違いであって間違いではない」

この言葉は昔、勝亦さんが自分を変えるために毎日習慣づけて言っていた言葉でもあるそうだ。
否定されることを恐れ発言することを避けていた私にとってこの言葉はとても響くものがあった。私自身が相手との「違い」をきちんと理解し、受け入れることが出来ていなかったからこそ否定されてしまうのではといった考えをしていた部分が見えた。何事も否定されてしまうことを恐れず相手と向き合い、互いを尊重しあうことの重要さを感じた。

自分のためになることに対しての喜び

私は人の役に立つこと、言い換えればお節介を焼くことが昔から好きであったがそれが自分のためになると思ったことは無かった。相手の助けになりさえすればよいと思っていたのでそのように行動し自分のことを後回しにすることも多かった。
しかし勝亦さんは人の役に立つことについて「相手のためにやることは自分のためにやっていると思う」という風に考えておられ、私はこの考えが印象に残っている。加えて、「このことは人の役に立ちながら自分を高めることが出来るある種の実験のようなものであり尊い行為でもある」ともおっしゃった。これは、視野を広げる、あるいは見方を変化させることで同じ人の役に立つという行為には相手だけでなく自分にとっても得られるものが存在しており、自分のことを後回しにして他人を助けるだけの行いにはならないという意味だと私は思った。
今回のインタビューを通して自分の考え方や見方を少しでも変えることによって、物事に対する捉え方が大きく変化し新しい側面を発見することが出来るといったことを学んだ。偏った見方をせず相手との違いを理解、尊重し、少しずつでも自分自身をより良い方向へと変えていくことができたらと思う。