プレミア学生インタビューVol.39 菅村 真里
プロフィール
島根大学 法文学部言語文化学科 2回生
島根大学生協 学びと体験・出発講座スタッフ
生まれ変わったら何になりたい?:鳥
Q&A
Q1.長所
よく考えて行動するところ
Q2.短所
人に心を開くのが苦手なところ(※今は短所だと思ってない)
短所ではなく課題
「人に心を開く、というのは人と関わるうえでの課題にしたらいいよ。短所、じゃなくてね。」
わたしは今まで人に心を開くのが苦手なところを、自分の短所だと思っていた。しかし今はちがう。勝亦さんの言葉を聞いて、人に心を開くのが苦手だというのは、わたしの「課題」なのだと思うようになった。
短所、というと「もともと自分はそういう人間なのだからしょうがない」で片付いてしまう。わたしは今までこのことを短所だと考えていたから、無意識に変わることをあきらめてしまっていたような気がする。しかし、このことを「課題」ととらえれば、人に心を開ける自分になることは決して不可能なことではないのだ、と思える。人に心を開くことが苦手な自分を、この先課題として向き合えば変えられるのだ。このように思えたことは自分にとって大きなプラスの変化だった。
人を頼ることから始める
さて、人に心を開くことが苦手な自分は変えられる、という認識はできた。しかし、これですぐに人に心を開けるようになるかと言われればそうではない。正直、わたしはこの「課題」とこれから長い付き合いになる気がする。
「人に心を開けないのは、相手に弱いところを見せたくないから?」勝亦さんの言葉だ。特別そんなふうに考えたことはなかった。でも確かに、そうなのかもしれない。わたしは人を頼るのがとても苦手だ。人に頼りたいと思っても、思うだけで行動に移せない。
でも、今のわたしの周りにはたくさんの仲間がいて、「頼っていいんだよ」と言ってくださる先輩方もいる。人に心を開く、その第一歩が自分の弱いところを人に見せるところから始まるのなら、わたしは人を頼ることから始めてみようと思う。ゆっくりと、少しずつ。